スリランカの歴史

知っておこう! スリランカの歴史と日本との関係。


 2500年の歴史、スリランカの起源。

 インド亜大陸がこぼした涙のひとしずく、「光り輝く島」スリランカ。建国神話では、インドでベンガルの王女とライオンとの間に生まれた双子の兄妹が結ばれ、子どものウィジャヤが仏陀入滅と同年の紀元前483年にセイロンに漂着したのがこの国の始まりとなっています。



 日本を擁護したスリランカ代表。

 1951年、第二次世界大戦後、日本が国際社会へ復帰したサンフランシスコ講和会議で、スリランカ・ジャヤワルダナ代表が日本を擁護する演説を行い、日本の独立回復の議論に大きく流れを変えた。演説の中で有名な一節が仏陀のメッセージ「憎悪は憎悪によって消え去るものでなく、ただ愛によって消え去るのみである」です。今日、日本はODAなどを通じてスリランカへの開発援助を行っています。



 26年続いた国内紛争は終結。

 16席世紀から続いたポルトガル、オランダ、イギリスの植民地から、第2次大戦後1948年に独立し、セイロンが誕生。1972年にスリランカ社会民主共和国と改名しました。その後、独立直後からのシンハラ人優遇政策とタミル人の反発による対立構造が激化し、1963年に内戦勃発。第5回大統領選挙でラージャバクサ大統領が誕生し、2009年、26年にわたる国内紛争が終結した。



 現在かかえる、この国の問題。

 2004年のインド洋津波と民族間の紛争により、現在もスリランカ国民の多くは、平穏な日常を取り戻せないままです。内戦中から海外援助や国内外の資本家により進めてきた空港。高速道路建設、巨大リゾート建設。巨大開発による発展の陰に、貧富の差が広がり、失業者が増えました。海外への出稼ぎも増大しています。また北部においては、戦争中の避難民が人権侵害によって、健康で安全な生活を取り戻すのはまだ先の事だと言われています。